オーストラリア

【とらぶるトラベル】オーストラリアの旅04

とらぶるトラベル グレイハウンド出会いと別れ
どこの国でも駅はドラマがある。
シドニーの駅にもドラマがあった。まるで映画のワンシーンを見るように。過去にも何度か経験のある体験は、再びやってきたんだ。そういつも違う街へ出発するときは緊張感が漂うのだ。地下鉄から地上へ出るとき、方向音痴のオレは必ず迷う、当然、道案内は見ているけど、矢印がなくなるところで勘は当たらない。出口を当然間違えたオレは、グレイハウンドのバス停とは違う方向から出たので、結局遠回り。
そんな時、奴が登場する。
「ギブミー、マネー」
来たぜ、来たぜ。目がうつろだぜ。
その脱力感ある右手と手のひらをオレに近づけるんじゃない。

周りを見たら、同じような感じの人が二人と、熱々カップルが二人の世界に入っている。
オーストラリアは安全だと思ったら、これかよ!
しかし、今回のオレはちょっと違うぞ!
太った体が圧力となったのか、初めて目チカラで威圧。そう初めて勝ったのだ。

意気揚々とバスに乗り込むオレは、見る景色がすべて自分へのエールへ変わる。

涙を流しながら彼との別れをするカップル。
もっとイチャイチャしたいけど、できないアジアン系のカップル。
絵に描いたような円満な家庭で育った娘を送り出す、手をしっかり握りあっている両親。
携帯電話を片手に大げさなアクションで話しながら乗車するおばちゃん。

いろんなドラマがこのバス停で繰り広げられる。

夜中まで話続ける携帯電話のおばちゃんさえ、乗車しなければ快適なバス旅行。
寝れないぜ。。。。。。

【とらぶるトラベル】オーストラリアの旅03

とらぶるトラベル メルボルンって何あるん?
予約したメルボルンの宿は、方向音痴の俺には最適に近くで簡単な場所にある。
がしかし、ない。。。。。。。ない。。。。。。。見つからない。ふぉわ~~い?(なぜー?)さすが、地球の歩き方は、地球の迷い方と良く言ったもんだ。
何のために最新のものを買ったと思ってるんや。なんども同じあたりを朝の8時にうろつく。
携帯電話のおばちゃんのせいで、寝てないのにさらにツライやん~~。

思い切って、聞くしかない。

近くのバックパッカーの宿に入って、聞いてみる。
何の事はない。
名前が変わったって、おい!
予約した宿は「フレンドリーバックッパッカーホテル」
新しい名前は「キングスストリートホテル」
春に変わったらしい。が、受け付けのおっちゃんは陽気に言う。
「名前は変わっても、フレンドリーには違いないぜ!」
って、倒れそうになるわ!

親指でグッドの形にして俺に笑顔で出すから、負けじに、
「エクセレント」
と満面の笑顔で同じポーズで答えてやったぜ。
朝8時過ぎから俺よりハイテンション。

負けた。

おまけに、チャックインは9時からだが、朝飯はフリーにしておくよ。って、
おお!
サンクス。
これでもかと言わんばかりに、シリアルを山盛り。
さあ!宿も見つかったことだし、メルボルン三昧だ。

【とらぶるトラベル】オーストラリアの旅02

シドニー観光はさっくり終了だ。
そんな中、ワーキングホリデーでオーストラリア生活をお金が少ない中、がんばる青年とあった。
彼の名前はテツヤくん。
う~~ん、10年前のオレを思い出す。
なんかスゴク応援したくて仕方がない。
なんとなく話を聞いていると友達思いで、来月くる友人のオーストラリア観光をナビゲートするため、ケアンズの仕事をやめてシドニーに来たという。残りのお金が200ドルぐらいときたもんだ。
日本円でざっくり考えても2万円。って、え!
めっちゃキツイやん。
すぐに住み込みの仕事を探して、
友達が来るまで耐え忍ぶというから泣けてくるぞ、おい!そんな彼がさらにオレを泣かす言葉を投げてくるではないか。
「なんか困ってるようなら、少しは英語できるので手伝いますよ」
くぅ~~~。いい奴だ。オレは決めたぜ。
「次、メルボルンに行くけど、宿の予約してくれへん」
助けに~~とは言ったもんだ。
今、自信喪失の英語。予約するのも不安だったオレは、迷わず頼ったぜ。

ありがとう。
そして、もうひとつ言った。
「ごはん、ご馳走するよ」

彼は、すごい喜んでいたけど、オレの方こそ、サンクス。
その後、仕事と住まいを探すため分かれたが、
彼の英語と素敵なハートなら良い仕事と住まいが見つかっていると、
メルボルンへ向かうグレイハウンドの車窓から、地平線へ沈む夕日が
やさしく語りかけてきた。

さぁメルボルンも歩きまくりだ。

【とらぶるトラベル】オーストラリアの旅01