一喜一憂するレベルではアマチュアなのかも。
なんとも言えない状況で、遺体のドライアイスを取り除いたり、
焼き終わった骨を持って、
「こちらが喉仏です。合掌しているように見えます」
と説明してくれます。
プロです。
自分は、御棺に花を置くときに現実を目の当たりに泣いてしまった。
遺骨を見たときも、直視することができなかった。
しかし、意外なところにプロがいた。
我が弟。
彼は、遺骨をみて、
「健康的な骨格で、老人にしては足腰がしっかりしている」
「この大腿骨は、立派だ」
と解説しはじめた。
「ここに空洞があるのは、骨髄で血液を作っている場所」
などなど。
そう彼は、鍼灸師で整体士。プロスポーツ選手のトレーナーもする
身体ケアのプロ。
恐るべし弟。
火葬場の職員の方も骨を持ちながら、「そうですね」と相づち。
その場にいる全員が悲しみ一転、彼の発言で、
祖父が健康だったというプラスな思考となり安堵感に変り、
最後は、不思議な一体感となり骨を眺めるひと時に。
何をするにも、中途半端ではダメなのです。やるならプロですね。


